Monday, May 02, 2011

ヴィン


最近「ヶ」が気になる。年をとり髪の毛が薄くなってきていることを言っているではない。もちろんハゲかかっていることを気にしていない訳ではないのだがこれから言わんとするのはそのことではない。「市ヶ谷」や「千駄ヶ谷」などと書く時の「ヶ」のことである。今度の公演チラシをみていて気づいたのだが、劇場は「ザムザ阿佐谷」。その住所は「杉並区阿佐谷北」。最寄り駅は「阿佐ヶ谷駅」。劇場の二階は映画館「ラピュタ阿佐ヶ谷」。「アサガヤ」と記載する時、「阿佐ヶ谷」「阿佐谷」と2種類あるのだ。どういう時に「ヶ」が必要で、どういう時に「ヶ」は必要でないのだろうか。杉並区の地図をみてみると、「阿佐谷南一丁目」「阿佐谷図書館」「阿佐谷東公園」など「ヶ」なしが多い。一方「南阿佐ヶ谷駅」など駅名には「ヶ」が入っている。つまり行政的には「ヶ」なしだが、一般的には「ヶ」ありなのか。区役所で聞いてみようかしら。ところでもっと問題なのは「ザムザ阿佐谷」と「ラピュタ阿佐ヶ谷」である。同じ建物内でたぶん同じ系列なのに二階の映画館は「ヶ」ありで地下の劇場は「ヶ」なしなのだ。「ザムザ」と3文字だから「阿佐谷」と
3文字にして、「ラピュタ」と小さい文字入り4文字なので「阿佐ヶ谷」と4文字にしたのでしょうか。いやそれとも二階という上の「ヶ」髪の毛は見せられても、地下の「ヶ」アンダーヘアは隠すべきということなのか。謎である。んー。そもそも「ヶ」と書いてなんで「ガ」と読むのだろう。根本的な疑問がわいてきた。気になって仕方がない。しかしそのことばかり気にして本番の舞台で「ヶ」「ガ」ないようにしたいものである。

※管理者注:ヴィンさん、さすがよく気づかれましたね! 最初に阿佐ヶ谷で公演を行ったとき、チラシ制作のマユちゃんも僕も悩んだのです。この「ヶ」の有無には経緯がありまして、詳細は書けませんがネットで調べると分かりますよ~^^

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